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FF5をやってないとわからんようなDFFのテキスト投下。
バッツと対峙したゴルベーザは、突き出した両腕をゆっくりと交差させる。
怖いもの知らずで陽気な冒険者は今までの明るい雰囲気を一転させ、目元に鋭さを宿したものの、すぐに何かに気づいたのか、それまで見ていたゴルベーザの兜の隙間からさらに上へと視線を注いでいた。
兜の下で眉を潜めたゴルベーザは視線の理由を探るべく、ゆっくりと空を振り仰いだ。しかし、何もない。
ひっかけか、と思い視線を再びバッツに戻すと、彼は先ほどと同じ所を見ていた。
だがゴルベーザが視線を外した時、バッツも同じように目線を移動させていたようであった。
…気のせいか?
「……どこを見ている」
問いかけるとゴルベーザの出方を警戒しているバッツは相変わらず、ゴルベーザの上の方を見つめていた。
「矢印があるからなんかあるのかと思って」
彼の発言に内心で首を傾げたゴルベーザはバッツの視線の角度からようやくその意味を知った。
ゴルベーザの兜の頭頂部からそそり立つ、黒光りした角の話だ。
常人ならば左右から生えた禍々しく巨大な角に気取られて見落としがちになるが、バッツは中央の細い角を見ていたらしい。確かに鋭い先端は、矢印に見えなくもない。
大きな部分に騙されない眼力を持つと言えばそうだろう。
しかし、ゴルベーザは口にせずにはいられなかった。
「あほーが見ィーるゥー…」
FF5をやった事ない人にはまったくもって意味のわからん話なのでコネタでも拍手ネタでもなくここに。バッツならきっとやってくれると信じている…! DFF2が出るのならば、ゴル様はあの矢印の先端からビームを発射して欲しいと思う。根元の太陽みたいなのがエネルギー集約装置なんだよきっと。