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ふう、とため息をついたカインは兜を脱いで頭を振った。額に流れる汗は、拭っても後から後から吹き出してくる。
さすがにもうデモンスウォールのような強敵はなく、来た道を戻るだけの進軍だが、この灼熱の洞窟の中で重い鎧を着けて戦いながら進むのは体力を消費する。肌の露出が極限にまで少ない竜騎士にとっては、湿度が高くむせ返るようなこの暑さこそが最大の敵であった。
「そんなガッチリ着込んでっからあちいんだろ。すごい汗だぜ、大丈夫なのかよ」
「問題ない。もうすぐ出口だ」
そんなエッジとのやり取りをみていたセシルはすっと手を出し、カインの兜を受け取った。
「もうすぐ出口だし、脱いでもいいよ、カイン」
「大丈夫だ。またデモンズウォールみたいな仕掛けがあったらたまらん。出口が近いからこそ、用心せねば」
「用心が必要って意見は僕も同じだ。でも大丈夫、エッジも前衛に出てもらえるようになったし、脱いでおきなよ。おまえは何かあったらジャンプで援護と回避ができるだろ。用心したいからこそ体調が心配だし、身軽になっておいてもらいたいんだ」
言われたカインはどうにも打たれ弱かった王子様を見るが、首を横に振った。
「なんだよ信用ねえなー」
「カイン、倒れられた方が迷惑なんだって。もうすぐ出口だから脱いで平気だよ」
「……それはそうだが…」
あまりにも的確な事を言われたカインは眉を潜める。そしてふと、セシルの顔を見た。
「…おまえ、やけにしつこくないか?」
「なんか、嫌な予感がしてる。だからカインには身軽になっておいてもらいたいんだ」
「…たしかミストの町に入る時もそんな事言ってなかったか?」
「……うん? そうかな?」
首を傾げるセシルを見たカインは、彼の予感が当たった場合、セシルの「脱げ」発言は自分にとって何かしらの不幸フラグが立ったという事だと思っていいのだろうかと思うのだった。
二週目以降は誰しもが通る道。きちんとオチてないんでコネタではなくこっちに投下。
仕様変更→締め切り延びるが3回連続で仕事が終わらなーい。日にちの感覚はあっても曜日の感覚がないぞ。FF4燃えだとかおっさん燃えだとか、ティフリティ萌えだとかゴルカイ萌えだとかが止まらないというのにどうしてくれよう。
WEB拍手ありがとうございます!
クジャは意思を持った黒魔道士の事を人形扱いしてるけど、ゴル様は小さな女の子が大切にしていた本物のお人形を扱った経験持ちなので、見方によってはケフカとは比べ物にならない位に高いレベルの人形使いなんじゃないかと思います。人形(カルコブリーナ)が喋っているセリフもゴル様の腹話術かもしれない可能性も高いし、知らん人間が聞いたら「あの外見でお人形遊びとは、こいつヤバイ。超ヤバイ」と思う。
機種変更したらTAができるかどうか気になるが、取りあえず本編に関する萌えを出してから取り掛かるのも悪くないかなと。私の書く話しは感想文的妄想な所が大きいし。
そんな訳で没放出第二段、今度は裏モノなので(色気のかけらもない短いギャグ)折りたたみ。カップリングはドラッグ→相変わらず受け攻め微妙なカインとセシル、ちょっと陛下×セシルかも。今も水面下では動いてるけど、来週からは更新再開したいなー。
サイトのメインコンテンツとしての更新はないけど、それでもいらしてくださる方に対して電波ゆんゆんなこの萌え語りだけでは申し訳ないような気がするので、諸事情から没ったリサイクル品テキストを放出してみる。裏モノはありませんので、続きからどうぞ。今回は子供頑張るネタ、昨日のデータの(笑)の部分。
WEB拍手ありがとうございます! このデータはPC内に保存だと適当な名前をつける→失くすという事態を避ける為にもブログのカテゴリー機能を活用しています。私の場合は設定を抑えつつ、どこに遊び要素を入れるかというネタ探しの目安のデータでもあるので、これに関して拍手をいただけるとは思っておらずにびっくりです(記憶頼りに書き出したので抜けてるのもあるかもしれません、すみません…)。やはりベイガンは押さえておかないとですね(笑)「え、もう5人いるのにまだ仲間になるの?」と思った記憶が忘れられません。