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妄言集。腐女子発言(カテゴリー)は基本的に折りたたみ。
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 この間の暗闇の雲を書くにあたって考えたカオス考。
 カオスレポによると、大いなる意思は「混沌により多くのものを吸収させたかった」と言ってるから、あの世界は戦術を始めとした各種の情報収集の場で間違いないだろう。
 オニオン話でも少し書いてるけど、多くの情報は選択肢とともに迷いを増やす。でもその中で同じような状況を幾度も作り出し、精査する事で見えてくる正解とも言うべき道は的確で、不安定さを排除し有利に進める事ができる=強くなれる。
 有利というのは相手の出方に即応できるから強いという単純なものではなく、演算を繰り返す事によって確率が算出され、未来予知に似た能力を得るという事に他ならない。将棋などで言う「何手先から勝敗が見えていた」状態だ。相手の動きだけでなく考えを見切って行動、先手を打てるので当然ながらバカみたいに強い。

 ただしこれには膨大な情報を記憶するメモリと、分析・保存用とデータベースからの照合や適応方など瞬時にフィードバックさせる高速かつ強力な演算ソフト、それらを踏まえた上で実行が可能なハード(いくら見切っても体が対応してくれなきゃどうしようもない)が揃っている=神の領域という大前提があってこそだけど。
 ※でもある程度までなら人間もこれができるんだからすげえっつたら人間も凄い。

 データを収集するために13回も戦いの場を必要としたカオスはただの神ではなく、それぞれの戦術及び各種情報を取得し完成された存在になる事を望まれていた。そう考えるとプレイヤーが見てきたものは、すべてカオスの意識にも注ぎ込まれていた可能性も高くなる。
 データ抽出用の駒はそれぞれの世界で最強の連中だし、彼らの戦い方を身につければ圧倒的な力を持つ事が可能だ。カオスの目覚めが終盤だったのは、それまでデータを収集していたからではないだろうという推測ができる。実際、S.I.の2面スタート時に、カオスは「くうっ…これはッ…流れ込んでくる…すべての…世界の記憶がッ…」と言ってるし。

 カオスレポートが揃う為に、対になるコスモスキャラの最強を倒すという条件があるって事は、カオス側もそれ相応の強さが必要って訳で、全員の強化=情報をそれだけ集めている=ゲームに詰まった情報を引き出しているという事で、キャラを成長させてきたプレイヤーこそがカオスを強くしていた原因であると見ていいのだろう。
 エンディングの後にアホのように強い連中ばかりのI.C.が出現し、その最後にFFではあり得ないレベル100を超えたカオスが君臨しているというのも、それを暗示しているような気がする。

 …と、こんな事が分かった所でI.C.はまったくクリアできないんだが!(何度やってもバッツに袋叩きされて終わる)
 悔しいので色々考えた結果がこれだ、ぶるあぁぁぁ!(ここだけ若本声)
 コスモスについての考察は真っ白のままだ、ぶるああああ!(やはり若本声)
 大いなる意思とコスモスの会話で「世界は新たな選択を~」→新たな遊び方。「世界が存在する限り」→プレイヤーが遊びたいと思う限り…と、いう解釈だろか。

WEB拍手ありがとうございます!
「人から生まれし者」及び「人に似せて生み出された者」とはまったく違う、唯一の人ならざる者である存在の暗闇の雲だけは、大いなる意思の思惑を嗅ぎ取ってもおかしくはないかなと思います(意識や感情を超越した本能率先タイプ)。バラエティ豊かなキャラの中でも、人を基点にしていない全く特殊な存在って暗闇の雲だけですし。無=悪と取られ易いので勘違いしやすいけれど、暗闇の雲自体は現象の具現化であって、そこに善悪もない気もします。
 元が人間のエクスデスは原作で滑稽な面があってせいもあってかどうも俗物的な無への還し方なように見え、余計に暗闇の雲は理解不能で人知の範疇には収まらない不気味な感じがします。

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