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幽霊というと言葉は悪いけど、FF4の中では2回出てくるので、あの現象について考えてみる。一回目のカイポでのアンナはギルバート一人の心の中での出来事や幻聴と考えられなくもない。が、2回目のラストバトルでのテラに関しては説明が付かない。ギルバートとセットで出てくるテラは、リディアとローザの二人のHPをフル回復してくれる。エッジはテラともギルバートとも接点がないし、テラの知るカインはゴルベーザの手先状態だったので、これは当然と言えば当然。
しかしよく考えてみると、本編のストーリー中でローザがテラと顔を合わせた事は一度もないはず。それについてはこちらの顔合わせ表を参考されたし。テラが最初に仲間になってから一旦地下水脈を出て、カイポへ戻るという行動をプレイヤーがとっていなければ、テラとローザの接点は0という事になり、ローザがテラを心の中に思い浮かべる事も幻聴を聞く事もできないはず。
考えられるとすれば、テラはリディアを、ギルバートはローザをそれぞれ回復したって事かと(個人的にはこの組み合わせ、特にテラとリディアは非常に燃える)。でもそんな個別対応となると、シド&ヤンと、エッジ&カインの場合はどうなるんだ。シドはカインとエッジのどちらにも接点はあるので問題はないが、逆にヤンはどうか。シルフの洞窟のモルボルのうざさに辟易してイベントをクリアしなければ、エッジとの接点はほぼゼロとなる。
そうなるとカインとヤンの組み合わせという事になるが、確かに一時仲間として行動を共にしていたけれど、接点らしい接点というのは見当たらない(DS版だと少し可能性が出てくるが)。
そもそも皆のHPを1だけ回復してくれる双子との接点が、セシル以外のメンバーにはない。…接点がないからHP回復量がレイズ以下の1なのか? そうなるとシドはまだしもエッジ&カインとヤンの信頼度と絆の深さってどんだけだと。
以上のように接点という事において考えると、ラスボス戦のテラは誰かの幻影ではなく、幽霊もしくは思念体として実際に出現していた事になる。
しかしそう断言してしまうと、非常にマヌケな事態になってしまう。ラスボス戦後、ローザがテラの幽霊を思い出して「あれは一体誰だったのかしら…」。
カイナッツオ撃破後、シドに状況を説明するシーンでテラが「ローザが危ないんじゃ!」と言っているあたりから考えると、ローザとテラに面識はあったって事なのかな。でもテラがパーティ加入中のカイポでのローザはセシルが傍にいるのも気づかない程の高熱にうなされてたはずじゃ……答えが出ないまま終わるよー!
WEB拍手ありがとうございます! ミシディアの時はすぐ町が見えているのでそこまで不安にならないで済むんですが、カイポまでは不安感が半端ない上にリディアはまだ戦力として使えないという事を知って焦ります。一人ぼっちで過酷な砂漠を越えなければならない光景は、追われる身となった厳しさと寂しさ、二度と戻れない道を選んだという事の重さがよく表現されていて、心理的な作用も計算されているとしたら凄いなあと思わずにはいられません。